Soccer Life   STAGE--00

捨てられない夢があった。
そんな馬鹿ばかしい事を…そう言って切り捨てるような両親じゃなかったことに、私は心から感謝してる。
この道を進むことを許し、時に背中を押してくれた彼らへの感謝が尽きることはない。
そして、共に歩んでくれた…お前にも。

「父さん。私…サッカーがしたい。続けたいんだ」

そう紡いだ声が震えていたこと、知ってたんだと思う。
いつもより一際明るく、父さんはこう答えてくれた。

「お前が夢を諦めるような娘じゃなくてよかった。頑張れよ」

道は険しいけどな、そう言って笑った父さんの表情…多分、一生忘れられないな。


この選択は間違ってるかもしれない。
でも、今だけ。
今だけは…自分が女であることを忘れさせてください。

Rewrite 06.12.06