090.これが最後の恋だと
「きっとそうなるんだろうなーって」
「…何?急に」
「んー…何となく。今日の筆頭との様子を見てて、そう思ったのよ」
「………そうね」
「ま、わからなくはないわね。あんな素敵な男が自分の旦那なら、他の男に目が行くはずがないもん」
「あなただってそうでしょう?」
「まぁね。私にとっては元親が、あんたにとっては筆頭が一番イイ男に見えてるんでしょうね、きっと」
「…今まで付き合った人が、何となく違うって言ってたのは、元親さんと出会うためだったのかもしれないね」
「………」
「…どうしたの、黙っちゃって」
「いや、改めて言われると…恥ずかしいわー、それ」
「………確かに、そうかも」
「…運命とか、そう言うのって信じてないんだけど…でも、最近は…あるのかもしれないって思うんだ」
「あるって…」
「運命的な出会いって奴?」
「…恥ずかしいね、それ」
「でしょ?」
親友 / 廻れ、