071.犬と猫
「サンジくん、コウ知らない?」
「コウちゃん?…そう言えば、朝食以来見てないな」
「そう。コウが好きそうな記事を見つけたから、読ませてあげようと思ったんだけど」
「ゾロの奴なら何か知ってるんじゃないか?甲板で素振りしてたみたいだからな」
「そうね。そっちに行ってみるわ。片付けの邪魔してごめんね」
「ナミさんならいつでも大歓迎。
これが終わったら、飲み物でも用意しますよ、レディ達の為に」
「あら、ありがとう。じゃあ、それまでにコウを探しておくわ」
「ゾロ、コウを知らない?」
「…う、らッ」
「そう。サンジくんが飲み物を用意してくれるらしいから、程々にしなさいよ」
「…ロビンとウソップとチョッパー?珍しい組み合わせね」
「よぉ、ナミ。コウを探してるのか?」
「そうよ。見た?」
「コウならルフィとあそこに居るぞ!」
「ありがと、チョッパー。……あら」
「二人なら、小一時間ほど前から二人でお昼寝中よ」
「…片方は大の字で、片方は丸くなって…気持ち良さそうねぇ」
「まるで犬と猫みたいだな」
「猫はコウで……あぁ、確かに。ルフィは猫よりは犬っぽいわね。やんちゃだし、賑やかだし」
「二人ともさっきから全然起きないんだ」
「サンジくんが飲み物を用意してくれるんだけど…。
ま、暫くはこのままにしておいてあげましょうか」
麦わら一味 / Black Cat