廻れ、

- 廻 れ 、 廻 れ 。  時 空 よ 、 廻 れ -

-- 052.5 --

「しかし…お前も、不思議な奴だな。普通はそう言う事は信じてもらえねぇと思って話さねぇだろ」
「…どこか、確信があったのかもしれませんね」
「確信…な」
「ええ。政宗様ならば、受け入れてくださると…そう思っていたのかもしれません」
「は!随分と信頼されたもんだな、俺も」
「それに値する方ですから。それに―――」
「“それに”?」
「――――――」
「紅?……!?あ、ぶねぇな。前かがみになりゃ縁側から落ちるのは当たり前………おい?」
「へ、平衡感覚が…」
「…おいおい、あの程度で酔ったとか言わねぇよな―――…もう聞こえてねぇか。ったく…しょうがねぇな」

07.06.06