廻れ、

- 廻 れ 、 廻 れ 。  時 空 よ 、 廻 れ -

-- 051.5 --

「面白い事やってんのな」
「氷景か…」
「鍛冶屋の主人はあの刀を持ってきたわけか。おー。楽しそうな顔」
「まったくだな。政宗様のあのようなお顔は久しぶりに見る」
「姫さんだってそうだぜ?あんな表情は初めてだ」

「握りが甘い!利き手の逆を意識しろ!」
「っあ!」

ヒュン―――パシッ

「「……………………………………………………」」
「ご、ごめん!!大丈夫だった!?」
「あー…とりあえず、顔面串刺しコースは止めたから大丈夫だ」
「本当にごめん!」
「平気だって。ほら、これ持ってさっさと戻れよ。筆頭待ってるぜ」
「うん」


「…この辺は暫く通らないように伝えるべきだな」
「あぁ。下手すりゃ怪我人が出そうだな。あの二人を道場に放り込むのが一番だが…」
「道場は他の兵も使う。あの二人が始めれば周りが危ないだろう」
「…だな」

07.05.25